「四大天王」を観た
渋谷bunkamuraでダニエル・ウーの初監督作品「四大天王」を観る。
ダニエルが同じ事務所の俳優、テレンス・イン、アンドリュー・リウ、コンロン・チャンと組んでボーイズバンド「ALIVE」を結成。CD発売にコンサートと活躍する舞台裏のすったもんだを、業界へのシニカルな視線を込めて綴ったモキュメンタリー(擬似ドキュメンタリー)。この映画のために、彼らは事情を隠して本当にデビューし、映画公開までの1年半活動したそうだ。(←知らなかった…)
これは笑った。面白いよダニエル!歌唱力がなくてもボーカル修正ソフトがあればOK、事務所側から押し付けられる妙な振り付けにコスチューム…イケメンの彼らが真面目な顔でもそもそと従う姿は、演出と分かっていてもおかしい。
時折ゲストが登場して、音楽業界への率直な意見を述べるのだが、メンツがまた豪華(ジャッキー・チュンにミリアム・ヨンにカレン・モク!まだいる!)。事実とフィクション部分がうまく混合されていて、非常に楽しめた。ああ、席がせめて1階だったなら…!
明日はラム・ジーチョンに会ってきます!